大野七実さん:前期セレクションブース

大野七実さん:前期セレクションブース

春を盛る食のうつわと、
庭に咲く草花を挿す花のうつわ。
穏やかな色調と風合いの陶器が春を届けます。

Q1
前期セレクションブースで参加くださる大野七実さん。
今展にはどのような作品をお出しくださいますか?

A1
昨年15回を記念し刊行された冊子「風50+」
にも掲載いただきました貼花の花器に、
春の花々を咲かせお持ちいたします。

球根シリーズからはスノードロップ、水仙、ムスカリ。
そしてわたしの大好きなバラ。
大輪の華やかなバラも美しいですが、
わたしが好きなものは原種に近小さな一期咲きのロサという種類です。
一見すると地味な趣で、
なかなか文様に活かすことができなかったのですが、
今回それをひとつ花器に施してみました。
可憐に咲く小さな一輪。
ぜひに見ていただきたい作品です。

うつわは、稲垣さんよりリクエストを頂きましたスクエア鉢をご用意します。
春の気配に心がやんわりほどけていくような、そんな色合いに仕上げました。
どうぞ手に取ってご覧いただけましたらうれしいです。

貼花技法の花の器。
春の新作が喜びに満ちていますね。
画像、私の方で撮ったものもありますので、追加しますね。

そしてスクエア鉢。
かれこれ20年、6点ある我が家のこの器は、ひとつも欠けず
(七実さんの器、ほんとうにじょうぶ!)
もっとも出番の多いうつわの代表格!となっています。
ぜひに!とリクエストしましたが、たぶん、初日早々に姿が見えなくなりそうですね・・・。

Q2
セレクションブースでのご出品ですが、会場には来られますか。

A2
今回は個展前ということもあり、初日午前中のみ在店させていただきます。
作品の数は少なめですが、どれも今展に向けて精一杯取り組んだものなので、
お客様との出会いに立ち合えればと思います。

Q3
今展の他の出展作家の方の作品で、
七実さんが愛用しているものがありましたら1つ教えてください。

A3
悩みに悩み、ひとつに絞れず…
スミマセン。
「工房からの風」で出会った方々の作品をいくつも手にしていますが、
どれもその人その工房それぞれの想いや心が宿るものばかり。
身に纏うもの飾るもの、テーブルを囲むうつわの数々、働きものの道具たち。
その「もの」の向こうには、つくり手の顔が浮かびます。
そして、伝わってくる想いは、わたしのこころをあたため支え、
暮らしにぬくもりを届けてくれます。
それらはだんだんと親しみ、自然とそこに存在し、
じぶんの時間の一部となって馴染んでゆく。
あー、いいな。
しみじみと。。

同じつくり手としてまたわたしも、
誰かの元へそんな気持ちを届けられるものづくりがしたい。
しあわせなものたちに囲まれ、
日々そう思うのです。

七実さんの想いがつまった実感の籠ったメッセージをありがとうございます。
一つと言わず、いくつでもいいですよーー。
いつか、教えてくださいね。