にしむらあきこさんから

にしむらあきこさんから

Q1
にしむらあきこさんは、今展にどのような作品を出品くださいますか?

A1
「猫の国」という絵本を作りました。
猫と暮らした事がある人には
「ああ!」と膝を打ってもらえるような文章と和紙造形を。
それを中心に、手漉き和紙やモビール、
ちいさな箱(猫ひげ専用)をご用意したいと思っています。

(画像/猫の国、猫耳の山)

Q2
今展に寄せて、猫や真珠への思い出をお聞かせくださいますか?
そして、一緒に暮らした猫の名前と画像もご紹介くださいますか?

A2
「やっぱり猫がすき」みたいな、猫愛あふれまくりの展示をしたいなあ
・・・とちょろっとつぶやいた私の言葉を、
ヒナタノオトの稲垣さんが拾ってくださったのがきっかけで、
このような素敵な企画展示に参加することができました。

16歳のときに初めて暮らした猫はアメリカンショートヘアの「おこわ」。
その後、妹が葛西臨海公園で保護した「きなこ」に「あずき」。
その後保護猫で引き取った「きいみ」。

実家を出てから、猫のいない生活に耐えられず引き取った白猫「こづち」。
ひとりじゃさみしかろう、とまたまたひきとった「たび」。
向かいの庭で死にそうになっていたのを生まれて2日で保護した「こだま」。
この子は後日、里子に出しました。

外出先でこれまた死にそうになっていた真っ黒の子猫を連れて帰り、
「すみ」と名付けて手を尽くしたけれどたった1日でお空へ。
こづちの死後、あまりの辛さに耐えられず、引き取った保護猫「ゆうげ」。

猫は中毒になる、といいますが、まさに私は猫中毒。

そんなわけで、沢山の猫と暮らして来ましたが、
いちばん思い出深いのは白猫の「こづち」です。
実家を出て、いまのパートナーと暮らし始めたときに迎えた女の子猫「こづち」。
わが家に幸せを、という意味を込めた名前です。

その後「たび」という男の子猫を向かえ、
ヒト男女、ネコ男女の絶妙なバランスで、暮らしていました。
本当に個性的な面持ちの白猫で(鳩山由紀夫さんにそっくりな猫だった)
病弱で、人様に爪をたてまくるし、
トイレのマナーもなかなか覚えられず(猫にはめずらしい)とても手のかかる子でした。

手がかかる困った猫ではあったけれど、
20代の悩み多き時期に一緒に過ごしてくれた、
言葉を話さない無口な彼女。
その表情ひとつひとつ、行動ひとつひとつが私にとって大きな意味があり、
彼女は娘であり、ともだちであり、母親のような存在でした。


(画像/こづち)

今展には、西のあっこちゃん(いわもとあきこさん)と、
東のあっこちゃん(にしむらあきこさん)が出展くださっていて、
どちらも涙なしでは読めない愛にあふれたメッセージをいただきました。
会期中、ゆっくり、こちらのブログにも私からのメッセージも書き添えさせてくださいね。